Firefox OS向け Tweet Battが生まれた経緯


2014年12月25日は歴史的な出来事がありました。それは、国内初のFirefox OS搭載の『Fx0』が発売されたのです。

当日は、オープンから1時間後にau Shinjukuに行って、買おうとしたら、もう在庫ありませんと言われ、なくなく、その場で、オンラインショップで申し込みをしました。ところが、会社からの帰り道にTwitterを見ていたら、なんと、在庫が復活しているとの情報が!おい、それはないだろうと、いうことで凸電を行い、当日の契約はできないけど、端末の取り置きはできると言われ、慌てて、閉店10分前にau Shinjyukuに到着して、取り置きの手続きを行い、オンラインショップの取り消しを行って、翌日、実機を契約することができました。

使い始めて、すぐに気づくこと!それは、Firefox Marketplaceに使えそうなアプリがないこと!うーーん、これは・・・・で、新年を迎えました。

新年と言えば、書き初めということで、私は、Firefox OSのアプリを作ってみようと思い立ってソースコードを書き始めたのが、1月5日(月)です。

開発環境的には、PC用のFirefoxを導入するだけ!なんてシンプルな!WebIDEを立ち上げて、Helloworld的なプロジェクトを作って、実機で動かしてみました。

さてと何のアプリを作ろうか?考えていた。Fx0はモバイルルータとしてしか使い方を見出だせなかったので、バッテリーの残量がわかったらいいだろうということで、Android版で公開済みのTweet Batteryを移植することにした。

バッテリーの残量は取れるコードを書いて、バックグラウンド動作はどうしようかな?と考えていたら、バッググラウンドAPIはあるけど、一般の開発者じゃ使えないようなので、Alarm APIで代用、Twitter投稿は、jsOAuthのライブラリ、UIはjQuery Mobileで実装して、1月7日(水)に、Firefox Marketplaceに審査請求を行った。

審査待ちの順番: 147 個中 146 個目 予想待ち時間: 4 営業日

と申請時点ではこうであったが、24時間経過すると

審査待ちの順番: 155 個中 145 個目 予想待ち時間: 4 営業日

あれ?1日1件しか処理されないのか?と不安になり、さらに24時間経過

審査待ちの順番: 154 個中 138 個目 予想待ち時間: 3 営業日

となり、7件/日に変わり、さらに12時間経過したところ(午前1時)、1通のメールが

Where are you using the systemXHR API?

えっ!パーミッションの説明も全部日本語で書いたせいか、理解されていなかったので、日本語を翻訳し、返信した。この時点のステータスは

審査待ちの順番: 136 個中 121 個目 予想待ち時間: 2 営業日

ってなっていて、審査待ちの順番って?????

メールを返信して、1時間後(もう寝ていた)、メールが来て

“Approved!”

って来て、審査が終了したので、めでたく、Firefox Marketplaceに『Tweet Batt』が掲載されました!

パチパチ!

審査待ちの順番は一体何だったのか?わかりませんが、人生初のFirefox OSアプリは生まれました。

何かのご参考になればと思い、書いてみました。