2014年3月23日(日)に開催されたBLE座談会に参加しました。
いつもお世話になっているRunning Electronicsの渋谷さんもいらしていまして、FRISKビーコンを持っていました。
私も、持ってきましたよって思ってみたのですが、なんと、BLEのチップはBL600になっているのです!
ファームウェア(ユーザソフトウェア)の書き換え方法が、GR-KURUMIみたいに、UART経由で出来るということで、
『FRISKケースに入るBL600基板 REBL600FR』を購入させていただきました!
さてと、ファームウェアの開発するぞーと書き込まれているファームウェアのソースコードを眺めていました。
あれ!?これって、iBeaconのパラメータがBLE経由で書き換えられるようになっている。
しかも、以前作ったBLE112向けの『スマホでパラメータを書き換えられるiBeacon互換BeaconをBLE112で作ってみました。』と同じ考え方で作られているじゃないですか!
ということは、ちょっと改良するだけで、パラメータ変更するためのAndroidアプリが作れるということで、作っちゃいました!
ソースコードはいつもどおり、https://github.com/KazuyukiEguchi/BL600-iBeacon-Androidで公開させていただきました。
■アプリの使い方です。
起動すると、こんな画面が出てきます。
『検索』ボタンを押すと、FRISKビーコンを探します。
見つかると、ビーコンのBluetoothアドレスが表示されます。
ここで、一度、ビーコンの電源OFF/ONしましょう!なんでこんなことするの?と思うと思いますが、電源ONにしてから1分ぐらいしか、接続することができないので!
『接続』ボタンを押すと、ビーコンに接続を行い、現在のパラメータを取得できます。
で、書き換えたいパラメータを入力し、上から、uuid,major,minor,送信パワー(dB)になっています。
『書き込み』ボタンを押すと、反映されます。
ここで、注目なのが、送信電力を制御できるんです!
これってすごいことなんですよ。
パラメータだけ変更するビーコンが多い中、本当に送信電力が変化します!
RSSIの値が変わりますから!
ビーコンを短距離に複数置くとどうなるか?を知っている人は、送信電力を変えられることがどれだけありがたいことなのか?がわかるはずです!